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企画展

松崎健 窯艶 ―健の陶表現―

2025年10月5日(日)-2026年1月12日(月・祝)

主催:益子町文化のまちづくり実行委員会、益子陶芸美術館
協賛:益子町地域間交流協会
後援:下野新聞社、とちぎテレビ、栃木放送、エフエム栃木、もおか新聞Plus

開催期間 2025年10月5日(日)-2026年1月12日(月・祝)
休館日 月曜(祝休日の場合は翌日)、11月5日(水)、ただし11月4日(火)は開館、年末年始12月26日(金)~1月2日(金)
開館時間 10月、11月 9:30-17:00
12月、1月 9:30-16:30
(入館は閉館30分前まで)
入館料 大人600円(550円)、小中学生300円(250円) 
*( )内は20名以上の団体 / 65歳以上は300円(要証明)

ご利用案内アクセス


松崎健(1950- )は東京に生まれました。 玉川大学芸術学科では陶芸を専攻し、卒業後は益子の島岡達三に師事します。 1977年に益子に築窯し独立後は、それまでの作風から離れ独自の作風を求め模索し、現在まで作陶に励んでいます。
織部、志埜、黄瀬戸といった茶陶を多く制作する松崎は、窯変によって作品に生まれる表情を大切にしています。かつて、桃山時代の茶陶は薪窯で焼成されました。それを目指した松崎も薪窯焼成に挑戦するようになり、その高い焼成技術から生まれる作品は国内外で高く評価されています。 イギリスやアメリカにおいて、現存する日本人陶芸家の中で最も有名な作家の一人でもあります。
薪窯やガス窯を自在に扱い、うつわを彩る窯変や薪窯だからこそ誕生する灰被、そして新たな試みとして手がけた紫埜—。
65点のうつわに宿る美しさを見つめ、再認識する機会となれば幸いです。

《 窯変灰被大壷 》 2013(平成25)年 《 窯変灰被扁壷 》 2021(令和3)年
《 呉須地灰被瓢花器 》2024(令和6)年 《 黄瀬戸香炉 》2008(平成20)年
《 白鷺鎬茶盌 》2014(平成26)年 《 志埜茶盌 》2024(令和6)年

 

イベント

一般社団法人茶道裏千家淡交会栃木県支部による記念茶会

日時 10月18日(土)、19日(日)
(1)10:30~11:10
(2)11:15~11:55
(3)13:30~14:10
(4)14:15~14:55
会場 益子陶芸美術館敷地内 旧濱田庄司邸
料金 事前予約1,500円(当日2,000円)
参加者1名につき展覧会チケットを1枚進呈
受付 10月10日(金)よりTELにて受付
TEL.0285-72-7555(益子陶芸美術館)
受付時間 開館日の9:00~17:00

作家によるギャラリートーク

日時 10月26日(日) 14時から
会場 益子陶芸美術館 展示室
※要展覧会チケット、予約不要

 

同時開催の企画展示

スポットライト 宇佐美朱理 記憶された想い

2025年10月28日(火)-2026年1月12日(月・祝)

場所:益子陶芸美術館2階展示室

宇佐美朱理は宇都宮市を拠点に作陶する陶芸家です。2003年文星芸術大学美術学科陶芸専攻で学び、在学中は林香君、三浦小平次に師事しました。これまで公募展などで受賞を重ね、2018年に宇都宮市に築窯し独立しました。2023年、第10回菊地ビエンナーレで優秀賞を受賞した《土環》(とわ)は、「人とモノの命が土を介して、時の輪を巡る世界」を形象化した作品であるといいます。生命の循環を表現する背景には、後の生命を生きゆくものや風化していくものへの強い尊敬の念が伺え、同時に土ならではの表現に真摯に向き合う作者の姿が浮かび上がります。作品は、暗い色彩と厚みのある堅牢な形状から成り、風化した工業製品や建物を彷彿とさせ、宇佐美の記憶の中に蓄積された心象風景が垣間見えます。
本展では、同作をはじめとする一連のシリーズを紹介し、作品に込められた想いを見つめます。

作家によるギャラリートーク
日時 11月23日(日・祝) 14時から
会場 益子陶芸美術館2階展示室
※要展覧会チケット、予約不要

 

笹島喜平館 日本拓版画会展2025

2025年10月26日(日)-11月24日(月・祝)


※今後の状況により、展覧会予定に変更が生じる場合がございます。
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